2月17日(土) 徳島県南オニカサゴ釣り

今回も釣りの予定が二転三転して

中深海のオニカサゴ釣りに

久々なので釣り方を思い出さないと


今回は乗合7名 うち天びんを使ったエサ釣りは2〜3人

あとの方はジギングのようだ



天気がよければ魚影が濃い東方面に行きたかったが

昨日からの風波が残っていて行けそうにない

風を避けて南下するようだ

目標は本命オニカサゴ2〜3匹釣れたらいいかな


夏のカツオ祭りと同じ方面へ2時間近く走ってポイント着

そういえば気象観測ブイはすでに撤去されてしまったようで

この夏のカツオ祭りはないかな


大島やワタリの瀬や由岐の瀬 阿部沖など

カツオが回遊していればチャンスもないことはないだろうが

通りすがりのカツオを狙うようでは期待薄


新たにブイを設置したとしても

ロープに海藻が付いて そこに小魚が集まって

それらを狙って大型魚が集まる…

という生態系ができあがるまでに数か月から数年かかりそうだし


…で話を元に戻して

本日の特選素材



毎度同じですが

釣り場に着くまでに 仕込み完了



サケのハラモとコノシロを細切りしたものをメインに

サバやサンマを抱き合わせて使う


本来行きたかったエリアは波風あり断念したが



南エリアは それなりに凪


最初の流しがすごく短かったので

船頭さんにお聞きすると

「潮が速くて すぐにポイントを通り過ぎてしまう」って

先週と同じで 何だかとっても嫌な予感


2流し目でブルブルっと本日最初のアタリ

少し待ってから聞き合わせをすると さらに大きな本アタリ

ゆっくり大きく合わせてネムリ針をフッキングさせる

巻き上げ途中でも竿先を叩いているので

どうやら本命っぽい



いきなりダブルですがな


この魚は海底に広く分布しているのではなく

根まわりの狭いエリアに密集しているようで

1人が当たれば船中何人も同時ヒットしている


その後も流すごとに誰かにヒット



大きな口でエサを丸呑み

全長のわりに頭が大きくて口もデカい



3本針にいろんなエサやタコベイト付けてみる

やはりサケのハラモが一番よさそうだ


ミヨシではジギングで60cm近い巨大ウッカリカサゴも揚がっている


エサ釣りだと40cmくらいまで



大オニかと思ったら

ウッカリカサゴのダブル


アタリは続いて



ウッカリ&オニのダブル


ジギングの方もオニやカサゴを釣り上げている

ここでのジギングはちょっと変わっていて

250〜300gのジグのリアフックに

タコベイトとサバなどの切り身を付けるハイブリッドスタイル

ジグ単体で狙うより格段にヒット数が多い

ジギングというより穴釣りやブラクリ釣りに近いスタイルかな


エサに飛びついてくるハタ類とは違って

オニもカサゴも海底にへばりついて流れてくるエサを待ち伏せているから

海底から30cmをコツコツネチネチと誘うスタイル



今日狙っていた水深は110〜160m



よく当たっていたのは150m前後かな


スタートダッシュはよかったのに突如失速 全く当たらなくなった


海底の漁礁や瀬には網やロープなどの漁具が巻きついているところもあるようで

ポイントによっては根掛かりしまくり


オニカサゴも後半は追加できず



それにしても こいつら生命力強すぎ

浮袋がなく水圧の変化にめっぽう強いので

釣り上げられて何時間経っても元気ピンピン



クーラーに入れる前に

毒針をチョキチョキ散髪


取り扱いには十分な注意を オニカサゴ下処理 ・ 捌き方


前半の好調がウソのように後半はサッパリ



船中7人で オニカサゴ10匹 ウッカリカサゴ20匹

どの魚も成長が遅く ハタ類のように回遊してこないから

大型魚は釣られてしまっているような感じかな


帰港した源洋丸はカワハギ狙いだったようで

全体で700枚超 1人で100枚近く釣られた方も


釣れたのは前半のみだったが

何とか本命の顔が見られてよかった



本日の釣果 オニカサゴ 5匹 ウッカリカサゴ 5匹